店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

フローベール短編集『三つの物語』

クロサワなど日本映画で日本語を学んだフランス人が以前来店した際、僕の方からは自分が好きなフランスの監督や作家を挙げていったのですが、彼から「フローベールは読んだことありますか?」と聞かれ、『ボヴァリー夫人』や『感情教育』は読んでたんで、「あるよ」と答えたら、「なら、いいです」と彼。
何が、ならいいのか、、、読んでて当たり前ってことだろうけど。特に、この作品が彼の頭にはあったのではなかろうか? 良き一冊でした。
(藤山)