店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

台詞なし『ブラ!ブラ!ブラ!』

そういえば、シンデレラって物語ありますよね。忘れられたガラスの靴の女性を探すやつ。
あれがですよ、仮にですよ、ブラジャーだったらどうなんだろうって、考えたことありませんかね?
しかも、王子様とかじゃなくて、冴えない機関士のオッサンなんですがね。

というわけで、本日は新宿K’sシネマで、昨日から公開の『ブラ、ブラ、ブラ~胸一杯の愛を~』(ドイツ、アゼルバイジャン)です。
機関車に引っ掛かっていたブラジャーの持ち主を探します。訪ねられた女性も、一応あててみたりします。ナゼそこまで持ち主の発見にこだわるのでしょう? あの手この手で奮闘します。痛い目にも会いながらも、とうとう、、、

良かったなー、ほのぼの。
台詞はありません。それがないから分からない内容ではありません。その分、機関車の音なり、人々の生活の音が鮮明に響きます。

でも、チケット買うとき、ちょっと恥ずかしいよね。僕の前のお兄さんは「ブラ、ブラ、ブラ。一般2枚で」って言ってたけど、ブラの一般を2枚くれって、これは男性がなかなか言えることではありませんよ。

(藤山)