良し悪しは置いといて、メジャーな映画って一杯ありますよね。観ていないもの多々あるのですが、そのうちの一本、今日は渋谷のユーロスペースで、アメリカ映画『イージーライダー』(69) です。
市民政府論のロックの時代には土人の国、マノン・レスコーでは流刑地、その後、一攫千金を夢見て、疲弊したヨーロッパから続々と人々が流れ込んだ国。というか、いろんな意味で実験地。そんなアメリカ。
日本でも、今の70~80歳代には映画やらファッションやらアメリカ文化にどっぷり浸かった爺さん多いですね。
アメリカの自由や個人主義的なものに心酔しつつも、会社の部下や若者の自由奔放な振る舞いには苦言を呈するってやつ。
「自由を説くのと、自由であるのとは違う」。劇中のセリフです。自由を掲げつつも、既に疲弊しつつあったアメリカ。結果、自由な人々を忌み嫌い、、、映画はその矛盾を皮肉っているのでしょう。
もういいよアメリカ。この辺りのニューシネマ時代から今日まで、人種差別とか自分とこの色んな問題を提起して、それをあーだこーだコネクリまわす、そんな映画はもう作んなくていいよ。疲れるよ。
それにしても、劇中歌、ステッペン・ウルフとかバーズとか、久しぶりに聞いたな。
ハーレーと革ジャンと広大な沙漠かー。僕はやっぱりヴェスパに細身のスーツをキメて、街中を走る感じが好きですね。
(藤山)
