スペインの監督、ペドロ・アルモドバルの新作『ペイン・アンド・グローリー』。厳重警戒の渋谷Bunkamuraです。
最近は他国映画のプロデューサーとして、ちょこちょこその名を目にしていたのですが、監督作、ほんと久しぶりダナー。
いつものアルモドバル節健在です。題材、出演者、原色が栄える美しき画像、、、でもね、観続けている者にとっては、ちょっとマンネリかなー。しかも、最後のオチのアイデアに至っては、おいおいアルモドバルよ、十数年前の作品『バッド・エデュケーション』と同じじゃないの?
映画に限らず、音楽、小説などもそうですが、ファンを飽きさせないように、進化し続けるってのは難しいことなんでしょうな。
良い作品ではあるんですがね。
(ポスターか何かに、アルモドバル版『ニューシネマ・パラダイス』って書かれてたけど、もうちょっと頭使ってよね。)
(藤山)