店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

ヒッチコック特集

会員でもあるし、一番通っているであろうシネマヴェーラ渋谷。再開後、初の訪問。今月一杯のヒッチコック特集のうち、イギリス時代の『サボダージュ』(36) を観賞。やっぱ、ヒッチコック、たまに観ると良いですね。人気作だけに、結構入っていましたね。ざっと見たとこ50人ぐらい。

連日のコロナ感染者50人オーバーで、世は大騒ぎしてる感がありますが、この広い東京で、かつ、1000万を超える人がいるなかでの、この50人ぐらいか、、、

街も人一杯いますね。都知事選の街頭演説もあったりと、スクランブル交差点はすごい人。自ら密の状況を作りながら、仮に知事になったら密を戒めるんだろな。

そういえば、選挙期間中(国、地方に限らず)は水商売が暇になるって、まことしやかな説があるんですが、今回は元々コロナの影響があるからねー。銀座も夜はまだまだなのかな。名物てある、クラブのオネーチャンとオッサンが腕組んで歩いてるとこ、まだ見かけませんしね。

うちもヤバイなー。とくに先週木曜は暇すぎて店内で寝てましたね。コロナと選挙、ダブルパンチだなー、なんて思ってたら、サザンのライブの背信、スミマセン、変換間違えました、配信もあったようで。
サザンって楽しいんですか? エリーなんとかってのは聞いたことあるんですが、あとはどんな曲があるのか知らず。
サザンロックならチラホラ聴いて、例えばレイナードとか、これも夏の間ぐらいしか聴けないけどね。

ふと本屋で、スペインの哲学者、オルテガの『大衆の反逆』を発見。文庫化されてたのね。読んだのは30年前ぐらいかな、この頃から僕の“大衆的なるもの“嫌いが始まったのでした。

(映画の話を忘れてましたが、ラストは、樋口一葉の『大つごもり』的な、、、)

(藤山)