梅雨まだあけぬ東京は有楽町のヒューマントラストシネマで、かたや雨にむせぶニューヨークはマンハッタンを舞台にした、ウッディ・アレン監督の新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』を観賞。
相変わらずのウッディ・アレンタッチ。なんてことないストーリーだけど、なんかこうジワーっと染み入る感じ。
館内に若い女の子多いのは、主演俳優のせいかな?台詞で飛び交う色んな文化的要素は理解できないだろな。
美術、文学、音楽、社交、飲食、、、例えば、バーで女一人飲んでたら、これは商売女だとかね。まあ、なんでも勉強だからね。
そして、街を歩いてるからこそ、雨降る厄介なときだからこそ、恋は生まれる。そう、引きこもって何かとニラメッコしてても、何にも生まれないんだよね。
劇中、ラストと効果的に流れる、スタンダード曲『エブリシング・ハップン・ツゥ・ミー』。 やっぱ、良い曲だなー。
(藤山)