店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

ハンガリー映画『この世界に残されて』

本日はシネスイッチ銀座でハンガリー映画『この世界に残されて』を鑑賞です。

シネスイッチいつ以来だろう? 多分、昨年3月末の雪の日の日曜、オランダ映画『恐竜が教えてくれたこと』以来じゃないかな。雪とそして来月からの、あの一回目の緊急事態宣言もあって、観客はたった5人。
今日は二回目の緊急事態宣言後すぐということもあってか、たった10人ぐらい。
寂しいねー。
自宅からここまで歩いてきたんですが、昼間は日本橋、銀座と結構な人出てまして、観賞後、外に出ても結構な人だったんですが。

頑張れよ、シネスイッチ。近くの山野楽器は一階がKGGBとかいう、ワケわかんない電話屋になってしまうし、少し前だけど、テアトル銀座は劇場、ホテル共々潰されて、任天道とかいう、宗教団体のようなワケわかんないゲーム屋になってしまうし。
これが時代というものかね。芸術がなくなっていくのが。
スマホ捨てろ、アニメとかゲーム機とか捨て地前、コノヤロー。

はっ、映画でした。ブタペスト、ドナウ川、美しきなんとかのハンガリーのね。
このクララ役の娘。凄い逸材現れました。最高です。もうね、彼女に引き込まれっぱなしの90分弱。映画自体も良かったー。
是非皆さん、ご覧ください。
国家ってのは、政治ってのは、どこまで人を翻弄するのでしょう。
クララよ、泣くな、案ずるな。
『この世界に残されて』なんて考えるな。
愛する人があるじゃないか。
本当の幸せはこれからだ。