久しぶりの新宿武蔵野館。
ヒューマントラストシネマ有楽町に続いてのジム・ジャームッシュ特集へ。本日は『ダウン・バイ・ロー』(86) を観賞です。
相変わらずのユルユル。
脱獄ものですが、ジャン・ルノワールの『大いなる幻影』や、ビリー・ワイルダーの『第十七捕虜収容所』や、ジョン・スタージェスの『大脱走』 のような緊迫感は全くなく、ユルユル、ヤスヤスと。
昨日観たケリー・ライカート監督作品『オールド・ジョイ』では、若い頃の友情の儚さ、幻影みたいなものを見せられたんですが(もう二度と会うことはないだろうという)、この獄中で出会ったデタラメな三人は、脱獄後それぞれの道に向かって別れていきますが、多分続編を確信できるほど、また何時か何処かで出会うような気がするのです。
武蔵野館改修したのいつでしたっけ?
改修後の喫煙室を初めてみたときに、置かれたテーブルが『コーヒー&シガレッツ』のあのテーブルと一緒じゃないかな、と思ってたんですが、今回、特集のポスター飾られた同室を改めて見てみまして、まさしく。