店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

恐ろしい映画特集『らせん階段』

相変わらず暑いですねー。というとこで、本日からシネマヴェーラ渋谷で始まりました「恐ろしい映画」特集。1920年から60年代前半までのハリウッドを中心とした白黒38作品が勢揃い。
『アンタルシアの犬』『サンセット大通り』『裸のキッス』なんかはちと違う気もするけど、まあいいや(『アンタルシアの犬』のポスターが唯一展示してありました)。

うち、本日はハリウッドの『らせん階段』(46) を観賞です。
この時代のホラーはいいですね。今だと、ギャー、グシャ、ベリ、バリとか、グロさ
のオンパレード。しかし、この時代は影の動きとか、一寸した物音とか、眼の動きとか、視覚のみならず精神に食い入るようなジワジワ感。つい引き込まれてしまいます。
といいつつ、今日のは一寸飽きたけど。

渋谷の街を歩き、地下鉄乗って帰ってきましたが、夏休みなのか、無防備な若者だらけ。ゾンビのようにダラダラ歩くやら、股おっぴろげて、ダラーッと座ってるやらで、あーあ、何も怖いものないんだろね。
たまには「恐ろしい映画」でも観ろよ。自分達をカエリミロヨ。
あっ、この特集、副題がつけてありました。
「本当に怖いのは怪物か人間か?」