店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

『大地と白い雲』

中国の内モンゴル地区。どこまでも広がる空と草原。モクモクと浮かぶ雲は、そこで暮らす若い夫婦の愛も悩みも包み込むよう。

岩波ホールで本日から始まりました中国映画『大地と白い雲』。最終回を観賞です。初日なのに寂しいなー。整理券番号1番、観客たった7名。

それはおいといて、冒頭からこの圧倒的な自然に飲み込まれてしまいます。ストーリー自体はよくある内容なんでね、特には触れませんが。
もう満腹感間違いなしの映像、これがご馳走だった、はずなのに、、、

何故なのでしょう? 物語が大きく展開する中盤の吹雪のシーンから、あれ? 画質がなんか変わったよ。
上手い例えが見つかりませんが、あえて例えるならTV画面のような。

といっても、テレビなるものを捨てて20年以上が経過し(ついでにパソコン等再生機器も一切なく、映画館通いをしてるのですが)テレビについて云々できる立場にはないのですが、家電量販店に行けばね、一杯並んでいますよね。

何故こうなっちまったのか? 理由は分かりませんし、一般的にはこれであえて良いのかもしれませんが、僕個人的にはガッカリしてしまった。TVドラマじゃないんだよ。あーあ。
ぜひ皆さん、岩波ホールに行ってみてください。検証よろしく。

(待ってました。ジョージア映画祭が来年一月末から開催されます)