本日より神保町シアターで始まりました特集「孤高の美学 ニッポン・ハードボイルド映画の世界」。全9作品を上映。うち、本日は昭和35年の東宝作品『暗黒街の対決』(60) を観賞です。
岡本喜八監督。三船敏郎、鶴田浩二、司葉子らが出演。
ハードボイルド、固茹で玉子。消化に悪いんだよね。生もだけど。半熟は胃に優しいらしい。慢性胃炎を抱えて約8年。ここら辺は詳しい。
でもね、胃のことを考えて映画が観れますか? ハードボイルドですよ。タバコにウイスキーのストレートも避けては通れないんですよ。
胃痛がなんだい、この心の痛みに比べれば。
ほんと、痛いねー。なんか、ダサすぎるんだよね。
殺し屋3人組が親分の経営するナイトクラブでギターもって歌うんですよ。三船敏郎のたちまわり。敵のパンチがワザとの如く避けていくんですよ。鶴田浩二の最後のガクッのシーン。「これで貸し借り無しだぜ」。いやーマイッタネー。
この痛み、忘れないぜ。
もう2本ぐらい観てみるかな(マゾヒズムの趣味は持ち合わせておりませぬが)。