店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

『娘十六ジャズ祭り』

シネマヴェーラ渋谷で昨日から始まりました特集「秋の新東宝祭り」。館内ロビーに貼られた数々のポスター、昭和感満載。うち、本日は昭和29年の作品『娘十六ジャズ祭り』(54) を観賞です。

戦争孤児の少女約、雪村いづみがフランキー堺や高島忠夫らバンドマンと出会い、泣いて笑って、色々あって、サクセスストーリーを駆け上がっていく、ミュージカル仕立ての物語です。

挿入歌の数々をジャズと呼べるかはさておき、いやー、いいねー、心洗われるね。
他のバンドマンも戦争孤児から犯罪に手を染めそうなところ、音楽で更正したという設定。

昔は音楽家として鳴らし、彼らに音楽を教え込んで、救い、生活を共にする、“先生“役の古川ロッパの口癖が泣けるね。曰く、
「心には太陽、唇には歌を」
音楽ってのは良いもんですねー。

ということで、緊急事態宣言も終わり、僕の長ーい休業も終わり、仕事に戻らなければ。
イヤー、休みの間、映画観たなー、本読んだなー。
とりあえず、昨日初仕事してみたけど、身体ボロボロ。体力よ、戻っておくれ。