と、本日も仕事の合間をぬって、角川シネマ有楽町で引き続き開催されています、後期フランス時代のルイス・ブニュエル監督特集に出掛けまして、未観賞だった残りの一つ『ブルジョワジーの密かな愉しみ』(72) を観賞です。
資本主義の権化、ブルジョワジー。合法、不法を問わず金はある。でもね、貴族のような気品はない。
有り余る食欲、性欲。しかし、金では解決できない立ちはだかる不条理の連続に、それを満たせないもどかしさ。
笑えるね。最高ですね。あーあ、面白かった、っと(デルフィーヌ・セイリグ、この美しさ、色っぽさ、、、)。
でもね、今回あまりにもこの手の笑劇観すぎたんで、五六年前に渋谷のイメージフォーラムの特集で観た、メキシコ時代の諸作をもう一度観てみたい。
大晦日から三が日にかけて、ノコノコ出掛け、そして受けた衝撃(笑劇じゃないよ)の凄まじさよ。