店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

ミュージカル映画『巴里のアメリカ人』

あーあ、暇ンボーだねー。
また、仕事の合間に映画でも行こうかなー。
と、なんと、すぐ近く、シネスイッチ銀座で、「愛しのミュージカル映画たち」と題する特集がやってるではないですか。昔の名作全六本。うち、四本はシネマヴェーラなどで観賞済みだった。

とりあえず、観てなかった二本のうちの一つ、本日は『巴里のアメリカ人』(51) を観賞です。ジーン・ケリーの相変わらずの筋肉踊り。そして、久しぶりに観たレスリー・キャロン。アステアと共演の『足ながおじさん』(55) 以来だなー。

と、ミュージカル映画、結構それなりにいくつか観てるんですが、毎度なんとなく面白い感じはするんですが、あーあ、なんの余韻も無し。まさしく、アメリカがもう一つ産み出した、安酒とカクテルの如し。
まあ、これは映画自体つまんなかったし、スパッと本来の仕事に切り替えられるよ。
ありがとね、つまんない映画。
暇ンボーだけど。

それでも、今日は営業中、映画にちなみ、ガーシュインもの、ピアノのテディ・ウィルソンのやつを流してみた。セーヌ河岸でジーン・ケリーとレスリー・キャロンが愛を囁きあう『ラヴ・イズ・ヒア・ツゥ・ステイ』は、ちとアップテンポかー。

なお、テディ・ウィルソン自体、ミュージカル映画『聖林ホテル』(37) にちょこっと出てるんですよ。
ベニー・グッドマン、ライオネル・ハンプトン、ジーン・クルーパとのカルテットでのプレイは凄かったね。
映画自体はつまんないけど、、、

(どうでもいいことですが、英語だから、巴里をパリスって、しょうがないけど、やっぱさ、パ・リーって、やってほしいわけですよ)