店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

シェリーメーカーによる苦味酒

カウンター内の下の扉開けてゴソゴソやってたら、おー、こんなレコード出てきたよ、久しぶりに見た。

アメカジ等アメリカ文化にドップリ浸かった爺さん世代のバイブル、平凡パンチの企画により産まれた一連のジャズレコード。

1960年代の読者投票をもとに、人気ミュージシャン10傑を選び、適当なアルバムタイトルを付けたという。

このダサいジャケットは第4弾のソニー・ロリンズのムーヴってやつ。あーあ、なんか時代だねー。
爺さんたちの甘くも苦い青春の響き、、、

そんなときは、スペインのシェリーメーカー、バルデスピノ社が最近出したアペリティフキナをお供に。

辛口のオロロソに甘いペドロヒメネスを加え、キナ皮など苦味成分を加えた、甘苦い完璧な食前酒。

あーあ、平凡パンチかー(読んだことないけど)。
パンチって、ごちゃ混ぜなお酒があって、このごちゃ混ぜ感こそアメリカだし、この化学反応から発せられた一条の光がジャズだし、、、あー何が云いたいんだろ。平凡な人生だけは送りたくないなー。