店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

安部公房『榎本武揚』

手元にあった安部公房の戯曲やら、テレビ・ラジオドラマの脚本いくつかを読んでいたところ、『榎本武揚』なる戯曲に出くわし。

そういえば、これ、同名の長編あったよね、と古書店に行ってみたところ、ありました、やはり。即購入。

大体において、学生時代、歴史と云うものを全く学んだことがなかったものですから、どうも歴史小説的なモノは敬遠し勝ちな。

駄目だね、僕は。安部公房、あんだけ読んでるのに。やっぱ信じて読み続けないとね。歴史小説とか云う枠をはるかに飛び越えて、感想も面白い程度の枠じゃおさまりきれません、これは。
いやー、満足。