店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

ブニュエルの『ロビンソン漂流記』

またまた今年も開催されています、新宿K’sシネマでの奇想天外映画祭2023。

すでに後一週間となってしまった本日、とりあえずは観とかんといかんだろう、ルイス・ブニュエルによる『ロビンソン漂流記』(52) を観賞です。
珍しく英語劇。制作国はイギリス。

嵐に見舞われ船が難破。無人島にたどり着いたロビンソンの孤独な生活が始まり。
原作はあの有名なヤツですね。読んだことはありませんが。

茂みの中を銃を手にアチコチ。
ふと、メキシコ時代の『この庭に死す』が思い出されたのですが、あまりにも不条理なワケ分からんこれとは違って(ついでにほとんどの作品がそうなのですが)、なんと真っ当なストーリーよ、映画よ。

なんか肩透かし食らったなー。
万人受けの楽しい映画なのに、そんな感想もないもんだけど。

いや、やっぱ、一捻り欲しいなー。
熱にうなされながら見た、父親が登場する悪夢のシーン。これをもっと発展させてドロドロ、、、

あっ、ロビンソン・クルーソーじゃなくなってしまうか。