本日はユーロスペースで、ルーマニア映画『ヨーロッパ新世紀』を観賞です。
多民族、言語、入り交じるルーマニアの一小村での、そこいらのゴタゴタの物語。
多民族、言語、入り交じるルーマニアの一小村での、そこいらのゴタゴタの物語。
多民族ながら、なんとなく共同体の危うい均衡を保ちつつも、そこに資本主義なんかが絡むと、さらに安い労働力として、思いもよらぬ人種が登場して。
タイトルは『新世紀』なのですが、問題としては特に目新しくもなく。
チラシのクレジットに「映画史に残る圧巻のクライマックス! 17分間に及ぶ怒濤の長回しショットを目撃せよ」ってあるけど。
うーん、なんだかなー、まあ、よくある話だよね。
こん中で、外国人排除の決をとろう、多数決だ、民主主義だってわめくヤツいるけど、馬鹿に刃物じゃないけど、数の論理だけで物事を決めようとする発想はそろそろ終わりにしないといけないね。
心揺さぶられることもなく、早起きの目を覚まさせることもなく、只なんとなく過ぎ去っていった日曜なのでありました。