店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

『アンダーグラウンド』

いやー、ようやく観れました、旧ユーゴ生まれのクストリッツア監督作品『アンダーグラウンド』(95、フランス、ドイツ、ハンガリー合作) 。

観たい観たいとの想いも、四、五年前の早稲田松竹での上映では何故か、全身倦怠の体調不良により断念。
長時間の上映、無理をしたら僕自身がアンダーグラウンドに葬られかねない、泣く泣く諦めまして。

と、数日前に今回のデジタルリマスターでの上映を偶然発見、マジですか。体調も万全、秋深まる虚構の街、恵比寿はガーデンシネマで観賞です。

戦争を題材にした、かつ、戦争がもたらす人の狂気を起爆剤にした、壮大なスペクタクルファンタジー。

一応、第二次大戦からユーゴ内戦にかけての物語みたいですが、その圧倒的な迫力、構成力は、時代とか、題材である戦争そのものなんかを超越しちゃって、兎に角凄いの一言のみ。

あー、もうこれ観たから、アンダーグラウンドに葬られてもいいや。次いでに、ここんとこ、観たかったヤツ立て続けに観れたしなー。

いや、いかん、来週、再来週も観たいのあるんだった。
映画は続く、、、