あー、明日からか仕事かー。
と、三連休最終日はヒューマントラストシネマ有楽町で、元旦に続きケリーライカート監督の『ショーイング・アップ』を観賞です。
このA24ってのはなんだろう。まあ、いいや。
例えば、篆刻(てんこく)ってのがあって、漢字の自由な解釈以上に、四隅をあえて崩すことによって、その表現は更なる広がりをみせ。
ケリーライカート監督の表現も、淡々と淡々と、かつ、結末らしきもののないままの“結末“が、更なる広がりを感じさせ。
ところが、元旦観賞の『ファースト・カウ』はどうだろう。
今作に至っては、傷ついた鳩が、ようやく開催できた個展を祝うかのように飛び立ってしまうとは。
これが広がりだろうか。
具にもつかないマスターベーションの如き“芸術“気取りを嘲笑っての、これらの演出なら納得、腹を抱えて笑えるんだけど、なんだかなー、そんな感じでもなさそうだし。
このうやむや感自体を狙ってんだとすれば、これはそら恐ろしい第二段階へと進んだ監督の力量だと思えるのですが、、、