久しぶりの渋谷はシアターイメージフォーラム。
そして、初のピーター・グリーナウェイ。
そして、初のピーター・グリーナウェイ。
この特集のチラシをどっかで見て、手にとって、イギリスの、かつ、右上部の「美しき狂気」。
と、一昔前のオスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』のような耽美な世界を連想しまして。
これは一度は観とかんといかんだろう。本日はレトロスペクティヴ四作品のうちでは一番新しい『プロスペローの本』(91) を観賞です。
ワイルドではありません。プロスペローと云えばもちろん、シェイクスピアの『テンペスト』ですね。
と、なんなんですか、これは。冒頭から圧倒されました。
美しいとか、どうとか、そんなことではなく、ただ、スゲー。
もっともっと彼の世界観に浴したい、いや、何百本という陰部や、何百個という乳房が揺れ動く、、、少し辟易。
あーあ。
戯曲は、何はともあれ、俳優による息吹が与えられてこそ、光輝くものとは云え、真に偉大なのは、ただただシェイクスピア、再認識。
(ソビエト映画の『ハムレット』や、オーソン・ウェルズの『オセロ』は素晴らしかった)