店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

弟カウリスマキ『ラヴィ・ド・ボエーム』

愛してるけど、貧乏じゃやっていけないの、、、

本日は『枯れ葉』ロングランを記念して、今一度の再上映となりましたフインランドは弟カウリスマキ監督の過去作品集のうち、『ラヴィ・ド・ボエーム』(91) を観賞です。

世の中に、作家やら、画家やら、音楽家やら、いわゆる“芸術家“ってヤツは何人いるんだろ。
みんなカツカツ、飯もまともに食えなきゃ、家賃なんかとてもとても。

でも、みんな心は詩人なんだよね。
紙に書き留められたそれは、暖をとる燃料程度にしかならないけど、その想いは彼女の心を優しく包み。

あー、人生とは愛であり、愛とは詩であり、誰の心にも密かに潜む衝動であり。