『素晴らしき哉、人生!』は泣いちまったね、『或る夜の出来事』は腹を抱えて笑っちまったね、でも、この二本しか観とらんかった。
と、昨日からシネマヴェーラ渋谷で開催されています、昔のハリウッド映画、フランク・キャプラ監督特集に出掛けまして、本日は『其の夜の真心』(34) と『オペラハット』を観賞です。
久しぶりのキャプラなのですが、やはり良い、どこまでも良い、素晴らしい。
たまには、こういうのを観て、ケガれた心を洗わんといかんね。
アメリカンドリームとは何であろう。
もちろん、生きていく上で金は必要。
しかし、玉の輿が、賭けの一攫千金が、莫大な遺産相続が、果たして何であろう。
哲学なき金は、只の卑しむべきモノである。
夢に向かう生きざまこそが、満場の拍手をもって迎えられ、後世に語り継がれるべきものなのである。
キャプラよ、心からの拍手を。
(二日酔いの朝にゲーリー・クーパーが飲む、プレイリーオイスターの訳が生卵って、、、もう少し、どうにかできなかったのかなー)