「マスターさ、この娘になんか美味しいやつ作ってあげて」
「かしこまりました。じゃ、季節ですし、ラ・フランスを使ってお作りしましょう」
「あれ、それってもしかして俺のこと?用無し(洋梨)ってね、ハハハハハー」
「、、、、、、」
「かしこまりました。じゃ、季節ですし、ラ・フランスを使ってお作りしましょう」
「あれ、それってもしかして俺のこと?用無し(洋梨)ってね、ハハハハハー」
「、、、、、、」
お二人がどんな関係か知らないが、女性と云うのはここまでクールでいられるものなのか。
「はい、お待たせいたしました」
「マスター、これはなんてカクテル?」
「洋梨を練り込んだジントニック、略して用心トニック、飲みすぎには用心トニ、、、」
「、、、、、、」
この女性がどんな人生を歩んできたか知らないが、女性と云うのはここまでクールでいられるものなのか。
ジョーヘンも、いや、ジョー・ヘンダーソンも呆れて一服。
プクプク。