久しぶりの早稲田松竹、レイトショー。ライナー・ヴェルナー・ファスピンダー監督の『リリー・マルレーン』(西ドイツ、80) を観賞です。
いやー、凄い。兎に角凄すぎて、何だかんだと述べることもありませぬ。
スタンバーグにはマレーネ・デートリッヒがいて、ファスピンダーにはハンナ・シグラがいて。
戦争と云うものの狂気を嘲笑うかのように、映画と云う芸術は、頑健とそこに君臨する。
ファスピンダーよ、ダンケシェーン。