店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

『ゴーストワールド』

白人がブルースと称し、俺は朝から晩まで綿を積みまくってるぜ、とがなりたてる。

その欺瞞をなんの疑いもなく受け入れるのが、大人と云う世界ならば、なにも無理に進むことはない。

と、本日は渋谷のBunkamuraル・シネマで少し前のアメリカ映画『ゴーストワールド』(01) を観賞です。

欺瞞な大人社会と冷めた少女の目線との境にいる、ヴィンテージレコード収集家のオッサンが出演していた『イン・ザ・スープ』。

まさにこの言葉が表すところのゴタマゼ感一杯の、楽しく物悲しく、素晴らしい作品でした。

セットも良い。