本日は早稲田松竹でレイトショー、ケリー・ライカート監督の10年程前の作品『ライブ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』を観賞です。
人が切り開いてきた、どこまでも続く地平線を、その彼方まで覆い尽くす、低く垂れ込めた雲。
ときに、その切れ間からのぞく光は、ふとした人のやさしさを思わせ。
希望と呼ぶには、あまりにも朧な光ながら、まずはその一歩が次の一歩へとつながっていく、、、
これで、彼女がこれまで手がけてきた作品は、あらかた観たのかな。
心地よいリズム感は、いつものように僕を魅了するのである。
