店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

『黒い花粉』

本日も引き続き神保町シアターで開催されています佐田啓二特集に出かけまして、昭和33年の松竹作品『黒い花粉』(58) を観賞です。監督は大庭秀雄。

佐田啓二特集なんですが、これはもう有馬稲子なのである。

当時の典型的なお嬢様は、佐田演じる当時の典型的なサラリーマンと出会い、焼鳥屋の焼酎を経て、悲喜交交、精神的な成長を遂げていく。

映画的には、相当つまらんものでありながら、有馬稲子の全てが我々を引き込むのである。
幸せになっておくれ。

と、長野のスキー場、別荘っぽいところでのひと時。そして、場面は違えど水戸光子とくれば、昭和15年の同じ松竹作品『美しき隣人』を思い出してしまった。