店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

アントニオーニ特集

まだまだ、未体験の監督いました。

と、本日は、渋谷のイメージフォーラムで始まりました、イタリアはミケランジェロ・アントニオーニ監督特集に出かけまして、『赤い砂漠』(64) を観賞です。

病める魂の苦悩の前では、無機質なはずのあらゆる建築物、構築物さえが感情を持ち、囁き、ときには圧迫するほどである。

それは、奔流する色彩でも表され、最も原初的でありながら、しかし、映画的表現においては最も新しい‘’色‘’が、重要な役割の一つを担うのである。

今特集において、唯一のカラー作品。それはアントニオーニにとっては、唯の着色ではなく、上記のような象徴、表現方法であり、ラストのワンショットにおさめられた、煙突から立ち登る煙、主人公が纏うコート、無造作に置かれた幾つものドラム缶、つまりは、黄、緑、青のコントラストは、同じ時期のゴダール、『軽蔑』と一致するのもであり、偶然なのかはたまた、、、いや、どうでもいいことである。