本日も渋谷のシアターイメージフォーラムで開催されていますケリー・ライカート監督特集に出掛けまして、前後しましたが、製作年で三作目の『ウェンディ&ルーシー』(08) を観賞です。
文無しのウェンディが職を求めて、愛犬のルーシーとアラスカへ向かう途中の、オレゴンのとある町での物語です。
車の故障からはじまり、スーパーでの一寸した罪、愛犬の行方不明と、狂った歯車はどこまでも狂っていき、、、
前回観た『ミークス・カットオフ』(10) 、19世紀の西部開拓時代の、新天地を求めて西を目指す三家族の受難の物語ですが、これの現代版とも云えますね。
どちらも主演はミシェル・ウィリアムズ。二作品とも新天地へ運んでくれるはずの車(馬車)が廃車となってしまいますが、人生は廃止するわけにはいかない。
前作同様、毅然とした彼女の姿に魅せられたのでありました。
今日で四作品、全て観賞。映画的完成度は先にも挙げた、西部開拓史を題材にしたミークス~が高い感じですが、四作品それぞれがそれぞれに良かったですね。
共通しているのは、結末が分からないこと。しかし、人生とはそんなものなのかもしれません。分かっている結末は“死“のみですから。
