シネマヴェーラ渋谷で引き続き開催されています「恐ろしい映画」特集。本日も出掛けまして、前回の『吸血鬼』(32) と同じカール・Th・ドライヤー監督の母国デンマーク映画『怒りの日』(43) を観賞です。
17世紀前半、未だ魔女狩りが行われている頃、その魔女を裁く司祭の、若き後妻を中心に、その司祭一家のゴダゴダや、宗教裁判所での魔女裁判などの物語が展開していきます。
もう、兎に角美しいです。前回の『吸血鬼』でも指摘しましたが、室内での光と影、屋外でも靄のかかったような効果。不謹慎かも知れませんが、火あぶりの場面のなんと美しいことよ。「恐ろしい映画」なんてものでは括ってはいけない、恐ろしきまでの美しき場面場面。
チラシの解説によると、反ナチスを意図した作品でもあるようですが、そういうことはおいといて、純粋にこの美しさに身を委ねた方がよろしいかと。いやー、観といて良かった。
