先週土曜から新宿K’sシネマで開催されています特集「奇想天外映画祭2021」。カルトなスリラー、ミステリー系全12作品が勢揃い。出遅れましたが、本日は日本初公開となる『赤い唇』(71。ベルギー、フランス、ドイツ合作) を観賞です。
おー、何か凄いもの観たぞ。もうね、ビックリ。妖艶なエロチックな恐ろしい、それでいて、美しい美しい吸血鬼の物語。
若い娘の血を得るとこで、永遠の若さを保つ伯爵夫人。真っ赤な口紅に彩られた唇。衣装も、古びた愛車も、場面転換の背景も、そこかしこに登場する赤。いやが上にも連想してしまう。
この70年代辺りのカラーって、ほんと生々しいんですよね。だからか、伯爵夫人役、デルフィーヌ・セイリグ、白黒の『去年マリンエンバードで』(61) のあの人と同一とは思えず。吸血鬼も恐いけど、女の化粧ってのもコエー。
