店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

フランス映画『オフィサー・アンド・スパイ』

週に二、三回はここいらに遅い昼御飯を食べに行ってまして。
で、公開前の先月末辺りからこのポスターを目にしてまして。
おー、フランス、久しぶりのポランスキー、出演者もお馴染み。
それより何より、何ですとー、あのドレフュス事件を映画にしてしまったとは。

当時の(というか脈々と続く)反ユダヤを象徴する、19世紀末のフランス陸軍が舞台の「ドレフュス事件」。
プルーストの『失われたときを求めて』にも出てきますが、初めて知ったのは、その草稿とも云える『ジャン・サンツゥイユ』でのこと。主人公のジャンが、手弁当(フランス語でなんと云うのだろう?)で、日々その裁判の傍聴に出かけると云う。

これは観とかんといかんだろう。でもねー、TOHOかー。嫌だなー。
何で、あんなに予告編長いんだろー、しかも、ガー、ドー、ゴーって煩いのばかり。
何かと云えば、アカデミー賞最有力ってさ。
この間、ふと目にしたコラムだけど、あの蓮實重彦氏も「アカデミー賞とかいう田舎者の年中行事に付き合うことは、いい加減に止めようではないか」と言ってるではないか。

そして、カップルの多さ。暗闇のなかを頭が右に行ったり、左に行ったり。
大体ポップコーン食ってるしね。ほんと、アカデミー賞ついでに、ポップコーン止めてくれよ。音もさることながら、あの臭いは堪らないね。
この映画みたいに、僕が軍人だったら銃なり剣なりでどうこうしてしまうとこだけど、とりあえず、水鉄砲ぐらいにしとくか。で、見つけ次第、次々とポップコーンを水浸しにしてやろう、、、

あっ、前置きがかなり長くなりましたが、本日は日比谷のTOHOシネマズシャンテでフランス映画『オフィサー・アンド・スパイ』を観賞です。
うだうだの懸念もキウにきし、いやー、良かった。久しぶりにストーリーそのものに引き込まれてしまい、二時間ちょいがアッという間に過ぎてしまいました。

どうでもいいことですが、劇中、砲撃訓練で75ミリ砲弾の話が出てきますが、シャンパンのカクテル「フレンチ75」は、ここから名付けられてるんですよ。
あっ、今日もポップコーン野郎を発見。
75ミリ砲弾用意ー、撃てー!!