店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

フランス映画『ラ・ポアント・クールト』

多分、今年最後であろう映画鑑賞。渋谷はシアターイメージフォーラムで、フランス人監督、アニエス・ヴァルダ特集のうち、デビュー作『ラ・ポアント・クールト』(55) です。

彼女の作品はこれまで『幸福』や『五時から七時までのクレオ』等々観ましたが、どれも良いですね。何てことはない題材を彼女ならではの芸術感で満たします。
旦那はあのジャック・ドゥミです。『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』はフレンチミュージカルの筆頭でしょう。

で、この『ラ・ポアント・クールト』、フランス南部の土地の名前らしいですが、多分、夫婦役の本職の俳優2人とともに、その地元の人たちが多数出演し(ついでに猫も一杯)、当時、イタリアで流行っていた、素人俳優によるリアリティーさを狙ったネオリアリズモ(『自転車泥棒』や『ウンベルトD』など)を想わせますね。
あと、動きがないセリフ回し(画面直視したり、ただ横向いてたりとか)は、その後のゴダールなんかのヌーベルバーグやらでよくみられる手法ですね。

あとは、、、まあ、いいや。とりあえず、昨年に続き、今年も年間ベスト3やろう、そのうち。

(藤山)