店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

スタンバーグ『罪と罰』

良心の“監獄“は、罪に被せられた慈愛と云う偽りの仮面を、いずれは剥ぎ取ってしまう、、、

と、本日も、シネマヴェーラ渋谷で開催されています「サイレント期の巨匠たち」と題する特集に出掛けまして、前回と同じスタンバーグ監督による『罪と罰』(35) を観賞です。原作は言わずと知れた。

うーん、とね、チラシの簡単な解説によると、スタンバーグ自身はこの作品を気に入らなかったみたいだけど、僕自身もなんだかなー。
前回観た『最後の命令』の、震えるような感動の僅かばかりもあらず。あーあ。

ナポレオンの肖像出てきて、偽善の罪を何千何万と犯そうと、それが勝利をおさめれば、それでいいのかね、って。
なんか今もおんなじこと、次々と起こってるよね。あーあ。