シネマヴェーラ渋谷で昨日から始まりましたアイダ・ルピノ特集。女優としての作品を、ちょいとしか観てませんでしたが、監督作品も目白押しとな。
うち、本日は初監督作品(ついでに共同脚本、プロデューサーも)となる『望まれざる者』(49) を観賞です。
未婚の母の物語。
タイトルの望まれざる者は、はからずも出来ちまった赤ん坊のことなのか、それとも好きでたまらない男から棄てられた自身のことなのか。
もうハラハラしっぱなしの映画のような展開に、いや、映画なんだけどね、丁寧な作りも相まって、観入ってしまい。
あー、なんか久しぶりにオールドハリウッドの真髄に触れたような、ね。