店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

『乱れ雲』

先週に続き、神保町シアターで開催されています「女優魂2025」特集に出かけまして、本日は司葉子出演作から、昭和42年の東宝作品『乱れ雲』(67) を観賞です。

膝上スカートからのぞく司葉子の美しき脚は、画面から浮き立ち、僕の心を浮き足立たせる。

加害者の男と被害者の女。
東京、青森と続く、或る意味ロードムービーとも云えるこの贖罪の物語は、愛と云う赦しを得て、それぞれの新たな始まりを予感させて終わる。

司葉子は、その美しき脚で、再びまた、しかし今度は力強く歩き出すであろう。
加山雄三は、そのブリーフケースをいつかギターに持ち替え、歌い出すであろう。

そして、監督成瀬巳喜男は、この作品を最後に旅立ってしまったのである。