店主は気まま、客は我がまま。そんな気楽な銀座のBAR。でも、それでいいんじゃないの?

引き続きラオール・ウォルシュ

道はなし。それでも進む。
そこに歴史はひらかれる、、、

と、先週に続きまして、シネマヴェーラ渋谷で開催されています、ラオール・ウォルシュ監督特集に出掛けまして、西部開拓の物語『ビッグ・トレイル』(30) を観賞です。

圧巻。
もうこの一言に尽きます。

当時にしては珍しきワイド画面。美しきも過酷な自然をバックに、それを埋めつくす、おびただしい数の人、馬、牛、、、ただただ圧巻。

そして、たどり着いた安住の地。そこを潤す命の水は、僕の瞳をも潤す。
僕も一緒に旅を終え、愛する人をこの腕に抱き締めた気分。

あー、画面は終わっても、エンディングの曲がなり続けている。
心の中で拍手を贈るよ。多分、この作品は永遠に僕の心を占めるだろう。

と、音楽もやみ、全てが終わった瞬間、満場の拍手が沸き起こったのでありました。